【一級建築士学科試験‗過去問分析】H27_計画02--全選択肢が茶室だったとき

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平成27年度 一級建築士 学科試験 「計画」No.2

 

さて、別ブログでちょっと始めてすぐに停滞した、一級建築士試験学科問題の過去問分析ですが、このたび新たにブログを立ち上げて、ちまちま更新していこうと思います。飽きたらやめます。

 

先にパーソナルなことを紹介しておくと、ボクは平成27年度の学科試験にて一発合格、つづく製図試験では不合格となり、翌年(保育所・児童館のとき)に合格しています。なので、平成27年の学科問題は実際に試験場で受けていますので、その時のことを思い出しながら、どうやって解答していったか紹介していきたいと思います。実際、試験勉強で一番重要なのは過去問の分析ですよ。過去問10年分+αの全選択肢について理論的に説明できるようになれば、絶対に合格できるのですから。

 

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さて、計画の問02(問01は誰でも解けるし特に学ぶべきこともないので飛ばします)。まさか茶室だけで1問出してくるとは思っていなかったので、少々焦りました。過去2年連続で建築史(近代以前)は日本建築だったので、そろそろ西洋建築で日本建築は出ないだろうという予想もありましたし。こういうヤマの張り方はよくありません。

なお、今回は第1回なので、具体的な知識の習得よりも、本番で「そういう風に考えればいいか」という思考の流れをメインに語っていきたいと思います。

 

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この手の問題で、見当がつかない場合は、目立つ単語(特に固有名詞)だけ抜き取って考えるのが吉。文章の細部にこだわらないほうが、確率的には安全です(法規以外)。

 

1.妙喜庵待庵 - 利休

2.密庵    - 桂離宮

3.如庵    - 建仁寺

4.孤篷庵忘筌 - 小堀遠州

 

人か場所か、ですね。出題者の気持ちになって考えれば、正当枝(間違った文章)を作るのなら、ここを変えるのがベターでしょう。あとは、自分の知識をフル動員して、間違っている組み合わせを選べばいいのです。

さて、試験場でボクはどう考えたか。実は、如庵と孤篷庵忘筌は過去問で出題されていて、勉強済でした。なので3と4が正しいことはすぐに解りました。如庵については、織田有楽斎について触れられていないのが気になりましたが、とりあえずスルー。「あのことについて触れられていないから、これは間違いなのでは」という思考は大変危険です。痛い目にあいます。

あとは、1か2か。しかし聞いたことない茶室の名前をいくら睨んでも、答を導くことはできないでしょう。そこで、対になっている「利休」「桂離宮」に注目です(どっちも「りきゅう」だとかは、どうでもいいです)。

桂離宮は過去の出題も多く、受験生なら知っていて当然の建物です。数寄屋造(数寄屋風書院造)であることは、当然知っています。が、桂離宮の茶室なんて記憶にありません。「桂離宮は何度も勉強したけれど、茶室について記憶がない。ということは、桂離宮に有名な茶室は無いのでは」という思考によって、3を選択し、見事正解しましたなお、桂離宮には、松琴亭という茶屋の中に4つの茶室があります。

 

テクニック

「建築作品+説明」問題は、目立つ単語だけ抜き取って考える

必ずではありませんが、特に固有名詞が混じっているときは、この方法は有効だと思われます。

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妙喜庵茶室[待庵] 不滅の建築 (9)

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